『アートにエールを!』に「Longing from afar」の動画が公開されました
Longing from afarは、世界各地が新型コロナによるロックダウンの最中、ロンドン在住の作曲家藤倉 大氏によって発表され、東京の音楽家やアメリカのオーケストラらの自発的な取り組みによって、リモートアンサンブルが次々と実現しました。この曲は、インターネット通信環境で起こる遅延や機材の性能差などのリスクを逆手にとって、演奏者の自由な音の交信を促し音楽化することを意図します。実は、このような主体性を重んずる表現は、指揮者を介さずに演奏するオーケストラ=雅楽のスタイルに通じます。この作品では、IT技術により遠隔地を結ぶのみならず、古代と現代という千年の時空を超えて、音楽の生命力を共有します。
藤倉 大/雅楽・星筐の会
藤倉 大:15歳で渡英。これまでにセロツキ国際作曲コンクール、ロイヤル・フィルハーモニック作曲賞、国際ウィーン作曲賞、パウル・ヒンデ ミット賞、第57回尾高賞、第19回芥川作曲賞等を受賞多数。現代音楽から映画音楽まで、国際的に大活躍している。
https://daifujikura.com/
星筐の会:“心の筐に星を集めて”をコンセプトに、音楽の宙から音の星座を見出す喜びを皆様と共にすべく、伝統に根ざした創造に挑みます。
笙:東野珠実(主宰) 北村茉莉子
篳篥:中村仁美
大篳篥:鈴木絵理
龍笛:角田眞美 〆野護元
琵琶:中田太三
箏:野田美香
鞨鼓:八木千暁
https://hoshigatami.com